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理想的なバイオ燃料となるユーグレナ

トウモロコシに代わる新バイオ燃料

これまでバイオ燃料と言えば、トウモロコシやサトウキビが原料とされてきました。しか、しこれらの原料は人間の食料と競合。食料価格の上昇や食糧難など、様々な問題を引き起こすことが問題視されていました。世界中の研究者がバイオ燃料の可能性を探る中、ユーグレナを原料としたバイオ燃料に注目が集まっています。

地球温暖化・食料価格高騰・食糧不足を招く燃料問題

現在、自動車や航空機などの燃料として使われているものは、主にガソリンや灯油、軽油など。燃料を燃焼させてエネルギーを作り出すことにより、自動車が走り、航空機が飛ぶ仕組みとなっています。

しかしながら、これらの燃料の燃焼過程において、地球温暖化の原因となる大量の二酸化炭が発生。環境問題への懸念から、長く代替エネルギーが模索されてきました。

そんな中、一つの可能性を示唆した代替エネルギーが、トウモロコシやサトウキビなどを原料としたバイオ燃料。しかし、この原料自体が人間の食料と競合することもあり、食料価格の高騰や途上国における食糧不足など、様々な問題を引き起こす可能性が指摘されています。

油脂の多いユーグレナを燃料に変える

バイオ燃料が抱える様々な問題をクリアした新たな材料として、ユーグレナが注目されています。

もともと自然界にたくさん存在するユーグレナですが、これに特殊な技術を加えることによって、油脂の多いユーグレナを作り出すことが成功しました。それをプラント培養によって大量生産し、自動車や航空機など様々な乗り物の動力エネルギーに利用しようとする発想です。 この構想を打ち立てた株式会社ユーグレナは、現在、ANAやいすゞ自動車、伊藤忠エネクスなどと共同で、実際にユーグレナ燃料の開発を進めています。

実用化に向けて進んでいるユーグレナ燃料

現在、株式会社ユーグレナは、横浜市の旭硝子景品工場内にユーグレナ燃料を精製する工場を建設中。2018年10月の完成を目指し、着々と工事が進んでいます。

同プラントからは、年間で125klの燃料が生み出される予定です。ANAは実際にユーグレナ燃料をフライトに使う趣旨の記者会見も行なっています。

なお、いすゞ自動車では2014年7月より、社員の移動および見学者の送迎用として、湘南台駅と同社藤沢工場との間を移動するユーグレナ燃料のバスを定期運航させています。

未来の動力エネルギーに大きな革命を

ユーグレナが燃料に使われる過程でも、もちろん二酸化炭素が排出されます。しかしユーグレナの生産過程においては、その二酸化炭素が吸収されて酸素が排出されるため、二酸化酸素の増加を抑えられるそうです。

また、ユーグレナは人間の食料と競合しないため、食料価格の高騰や食糧難といった問題とも無縁です。

ユーグレナを育てるために必要な環境は、水と光と二酸化炭素のみ。培養プラントさえあれば、たとえ砂漠の真ん中でも大量に生産することができます。

ユーグレナは未来の動力エネルギーに、大きな革命をもたらすかも知れません。

 

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