ユーグレナにも含まれているビタミンB2は、健康で元気に過ごしたいと思っている方にとって見逃せない働きを持った栄養素です。化学名を「リボフラビン」と呼び、エネルギーの代謝や物質の代謝と深く関わっている栄養素でもあります。
ビタミンには脂溶性のものと水溶性のものがありますが、ビタミンB2は水に溶ける性質を持った水溶性のビタミンです。黄色い色素でもあり、食品添加物では着色料として使われることも。私たちにとって非常に身近な栄養素だといえるでしょう。
人間の体は代謝がなければ正しく機能しません。ビタミンB2は様々なエネルギーの代謝に関わっていることもあり、なくてはならない栄養素だと言えるでしょう。
ビタミンB2は健康と美容と関連している栄養素です。普段の食生活の中でも取り入れやすい栄養素ではありますが、牛乳や乳製品のほかは、動物性食品や豆類の摂取量が不足している場合はビタミンB2が不足している可能性があります。不足してしまった場合に心配される症状やトラブルについてもみていきましょう。
ビタミンB2の働きとしては、次のようなことが挙げられます。
ビタミンB2は「発育のビタミン」とも言われる栄養素です。それだけでなく、皮膚や髪、爪などの細胞を再生させるための役割も担っています。
発育と関わり合いの深い栄養素ということは、ビタミンB2が不足してしまった場合に成長障害に繋がる恐れがあるのです。特に成長期の子どもは不足しないように注意しておかなければなりません。
エネルギーが消費される際もビタミンB2は必要になるので、活動量の多い子どもで好き嫌いが多い場合、不足してしまう恐れがあります。
口内炎ができたりすると「ビタミンが足りていない」と言われることがありますが、これはビタミンの中でもビタミンB2が足りていない場合に発生しやすいトラブルです。口内炎のほか、口角炎や舌炎などに繋がることがあります。
頻繁に口内炎ができて悩んでいる方は、ビタミンB2の不足を疑ってみましょう。
欠乏症からの回復実験によると、ビタミンB2が欠乏した食事を取り始めて5週目から6週目に喉の痛みを感じるようになったとのことです。他に舌縁痛、口唇外縁痛、歯茎、口腔粘膜より出血、羞明(しゅうめい:強い光を受けた際の不快感や目の痛み)、眼精疲労なども感じるようになったそうなので、口や目に症状が現れやすいことがわかります。
皮膚疾患の治療でもビタミンB2が使われています。例えば、動物実験でもビタミンB2やB6が不足した場合、脂漏性皮膚炎様の発疹が出たとの報告があるため、皮膚トラブルに悩むことが多い方はビタミンB2の不足の可能性を考えてみてはどうでしょうか。
参考: (PDF)ゾンネボード製薬:ビタミンB2,B6~その役割と治療~[PDF]
ビタミンB2は水溶性のビタミンであり、多少取りすぎたとしても使われなかった分は尿として体外に排出される特徴を持っています。そのため、通常の食生活では過剰摂取の可能性はほとんどありません。
耐容上限量についても設定されておらず、ビタミンB2を3ヶ月間、毎日400ミリグラムずつ投与した実験でも特に健康障害は起きなかったそうです。
1日の摂取基準量としては次のものを一つの目安にしてみましょう。
どんなにたくさん取り入れても大きな悪影響はないからといっても、むやみに大量に取り入れる意味はありません。吸収されなかった分は体外に排出されるわけなので、効率よく取り入れられるくらいの量を継続して摂取した方が良いのです。そのためにはサプリメントを活用してみるのもおすすめ。
ビタミンB1が取れるユーグレナのサプリメントで毎日継続してほどよく摂取しましょう。
それに加え、日常の食生活でもしっかりビタミンB2が取れるように心がけてみるのがおすすすめです。葉菜類にも含まれている栄養素ではありますが、水溶性のビタミンということもあり水に流れやすいため、長時間水にさらしたりしないようにしましょう。煮汁に溶け出すので、スープなど汁まで飲むタイプの料理には向いています。
また、光に弱いのも特徴です。これはビタミンB2が含まれた食品などにも言えることなので、こういった食品やサプリメントなどを保管する際には直射日光を当てないように注意しておきましょう。
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