健康効果免疫力アップ

ユーグレナを摂ると、なぜ免疫力が上がるのか

59種類もの豊富な栄養素を持ち、たぐいまれな健康効果で世界中の注目を集めるユーグレナ。人の免疫機能を高める効果があることが近年の研究結果で明らかになりました。このページではユーグレナと免疫力の関係についてくわしく調べてみましょう。

ここで紹介している効果・効能は、ユーグレナや、そこに含まれる成分に関するものであり、ユーグレナ含有製品の効果・効能を解説するものではありません。

免疫力が下がると、どんなことが起きる?

免疫力低下がさまざまな健康不安を引き起こす

「免疫」とはウイルスや病原菌などの外敵を体内に侵入しないよう防御したり、体内にできた有害細胞を取り除こうとする自己防衛機能のこと。体を健康に保つために、危険から身を守り敵と戦う力が「免疫力」です。

免疫力が低下すると外敵が体内に侵入しやすくなり、風邪やインフルエンザにかかりやすくなったり、アレルギーや肌荒れ、慢性疲労、最悪の場合はガンなどさまざまな病気を引き起こします。

ドクターのコメント

普段の生活を見直すことも大切

免疫力とは、体に備わる防御機能のこと。免疫力が低下すると、風邪を引きやすくなるだけでなく、大きな病気の引き金になることも。免疫力は、加齢やストレス、不規則な生活、睡眠不足などで低下します。言いかえれば、普段の生活スタイルを見直すだけでも免疫力を高めることは可能なのです。栄養バランスの良い食生活と適度な運動を心がけるようにしましょう。また、「笑い」は免疫細胞を活性化することがわかっています。友人と楽しくおしゃべりしたりなど、大笑いできるシーンを積極的に増やすのも良いですね。

成城松村クリニック
松村 圭子 院長

ユーグレナで疾病を予防できる可能性

パラミロン摂取によって免疫バランスが変化

免疫力アップ効果のある食べ物といえばアガリクスや霊芝などが有名ですが、ユーグレナにも免疫力を高める可能性があることがユーグレナ社の実験によって明らかにされました。

実験方法は、1日1gのパラミロンを8週間継続的に摂取するというもの。8週間経過後に採血し、免疫力測定検査を行った結果、血液中のリンパ球において「細胞性免疫系のサイトカイン(IFN-γ)」の増加と、「液性免疫系のサイトカイン(IL-4)」の減少が見られたとのこと。

この実験結果により、パラミロンを含むユーグレナを摂取することによって、免疫バランスの偏りによる疾患を予防できる可能性が示唆されました。

参考:株式会社ユーグレナ「パラミロンの継続摂取による免疫バランス調整機能に関する特許出願のお知らせ」

免疫力がアップすることで得られる効果

免疫力の向上によってアトピー症状が緩和

鳥取大学で行われた実験においては、ユーグレナに含まれるパラミロンを摂取によってアトピー性皮膚炎の症状が緩和されるという結果が報告されています。

その実験方法は、パラミロン粉末を混ぜたエサを摂取させたマウスにアトピー性皮膚炎を発症させるというもの。その結果、摂取していたパラミロンの量が多いほど皮膚炎のスコアが抑えられ、血清IgE(免疫反応に応じて産生されるたんぱく質)も抑えられたそうです。

参考:(PDF)Akihiko SUGIYAMA,Sayaka HATA,Kengo SUZUKI,Eriko YOSHIDA,Ryohei NAKANO,Sharbanee MITRA,Ryo ARASHIDA,Yuta ASAYAMA,Yukinori YABUTA and Takashi TAKEUCHI「Oral Administration of Paramylon, a β-1,3-D-Glucan Isolated from Euglena gracilis Z Inhibits Development of Atopic Dermatitis-Like Skin Lesions in NC/Nga Mice」[pdf]

スギ花粉症の症状を緩和

兵庫県立大学と株式会社ユーグレナの研究によって、ユーグレナの摂取がスギ花粉症の症状を緩和させる可能性が示唆されています。

実験方法は、スギ花粉症を発症させた花粉症モデルマウスを用意し、ユーグレナを混ぜたエサを与えるというもの。ユーグレナを摂取したマウスは、花粉症の症状を表す鼻掻き行動の割合が低下したそうです。

参考:(PDF)小泉未希,吉井唯,湯浅正洋,澤村弘美,渡邊敏明,吉田絵梨子,鈴木健吾「スギ花粉モデルマウスにおけるユーグレナの効果についての検討」[pdf]

インフルエンザの症状を緩和

株式会社ユーグレナは、ユーグレナの摂取によって免疫物質サイトカインの生成が促され、インフルエンザウイルスの排除が促進されたという研究結果を発表しました。

実験の内容は、ユーグレナ、またはパラミロンを与えたマウスにインフルエンザウイルスを投与し、肺の中の免疫物質を測定するというものでした。ユーグレナ、パラミロンを摂取したマウスはどちらもサイトカイン分泌量が上昇。この結果は、ユーグレナ、またはパラミロンを摂取することで免疫細胞が活性化し、インフルエンザ症状を緩和する効果が示唆されたということになります。

参考:株式会社ユーグレナ「微細藻類ユーグレナの継続摂取により、免疫伝達物質の産生が促進され、インフルエンザ症状が緩和される効果示唆を確認しました」

豊富なアミノ酸がタンパク質を合成

必須アミノ酸がバランスよく含まれている

ユーグレナには18種ものアミノ酸が含まれていることがわかっています。アミノ酸は人体を作るのに欠かせないタンパク質を合成する成分。人体を構成する必須アミノ酸は9種類あり、そのうちどれかひとつでも不足してしまうと、タンパク質を作り出すことはできません。

ユーグレナは9つ全ての必須アミノ酸をバランス良く含んでおり、「83」という高いアミノ酸スコアを誇ります。

参考:ユーグレナヘルスケアラボ「ユーグレナについて」

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免疫力を高めるためには

東京都にある「麻布医院」院長の高橋弘氏らが、普段の食事と免疫力との関係について、米国・ハーバード大学などの専門機関で25年以上にわたり研究を続け、開拓してきた分野「免疫栄養学」。その考え方に照らし、免疫力を高める方法について解説します。

食品と免疫力との関係

人間の免疫システムに関係している食材は、基本的に以下の4種類の「免疫力」に対して影響を与えていると考えられています。

免疫活性維持力

免疫細胞を生み出したり、免疫システムを正常に維持する力が、「免疫活性維持力」です。

免疫活性維持力に関わる食材の例

ピーマン、ショウガ、唐辛子、海苔、山芋、サバ、エビ など

免疫増強作用

免疫システムを活性化させることで、免疫力の細菌や、がん細胞などの病原細胞に対する攻撃力を増強する作用です。

免疫増強作用に関わる食材の例

しめじ、海苔、昆布、マイタケ、ピーマン、ショウガ など

抗菌作用・抗ウイルス作用・抗がん作用

食材に含まれている栄養そのものが細菌やがん細胞などを攻撃する場合があります。これが「抗菌作用・抗ウイルス作用・抗がん作用」です。

抗菌作用・抗ウイルス作用・抗がん作用に関わる食材の例

わさび、からし、柚子、昆布、緑茶、梅干し など

抗アレルギー作用・抗炎症作用

本来は人の健康を維持する為に働く免疫システムですが、それが過剰に起こってしまった場合、アレルギーなどの症状によって人の健康を害してしまうことがあります。そのため、働きすぎている免疫システムを落ち着かせる「抗アレルギー作用・抗炎症作用」も、体内の免疫システムの正常化に欠かせません。

抗アレルギー作用・抗炎症作用に関わる食材の例

セロリ、ミント、ショウガ、モズク、シソ など

免疫栄養学の基本的な考え方

麻布医院院長の高橋弘氏いわく、4種類の免疫力の全てを同時に高められる食材は、残念ながらまだ発見されていないそうです。だからこそ、人の体は様々な食材によって多方面から免疫力のサポートを受け、それらが集約された大きな免疫システムによって健康が維持されています。

そのため、免疫栄養学では免疫増強作用や抗菌作用・抗ウイルス作用・抗がん作用といった、細菌や病原細胞に対する攻撃力だけを高めるだけでは不十分とされており、免疫システムの暴走を抑えてアレルギー反応や炎症反応を防ぐ、免疫活性維持力や抗アレルギー作用・抗炎症作用に関わる食品をしっかり摂ることも重要視されています。

免疫栄養学においては、4種類の免疫力に関わる食材を、きちんとバランス良く摂取することが大切であると言えるでしょう。

同じ食材でも食べ方で作用が変わる

例えば、ショウガは免疫栄養学でも効果的な食材の1つとされていますが、食べ方や調理の仕方によって、免疫力に対する作用が変わることも知られています。

ショウガには栄養成分としてジンゲロールが含まれており、これは免疫システムの攻撃力を上げる成分です。

ショウガを熱湯に混ぜて生姜湯として飲んだ場合、抗アレルギー作用・抗炎症作用に働くショウガオールという成分が出やすくなり、風邪や鼻炎によるアレルギー症状や発熱などを抑えることが期待できるようになります。こうした食材ごとの特性もしっかり理解しておくと良いでしょう。

免疫力のバランスを維持することが重要

テレビの健康番組などで、しばしば「免疫力を高めよう」という言葉を耳にしますが、免疫の攻撃力ばかりを上げてアレルギー反応や炎症反応が現れてしまっては意味がありません。実際、免疫力の異常な活性によって生じる病気や不調も多く、中には自己免疫疾患として重大な症状を引き起こすことさえあるのです。

そこで、麻布医院では単に免疫力を高めるのではなく、体内の免疫システムを正常な状態で維持しようとする方針を重視しているそうです。

麻布医院

麻布医院 https://www.azabu-iin.com/
  1. 診療科目:内科・肝臓内科・消化器科・アレルギー科・皮膚科
  2. 院長:高橋 弘
  3. 住所:東京都港区麻布十番1-11-1 エスティメゾン麻布十番 3階
  4. TEL:03-5545-8177(ダイエット外来)
  5. 診療時間:
    月曜~金曜 10:00-13:00、15:00-19:00
    土曜 13:00-18:00
  6. 休診日:日曜、祝日

免疫力を強化するがん治療

がん細胞免疫治療

「がん免疫細胞療法」は「第四のがん治療」とも呼ばれ、人体の免疫システムを強化・正常化して、がん細胞を攻撃したり、その発生を抑制したりすることで、がんの治療をしようとする治療方法です。

免疫システムの違いによる免疫療法の違い

免疫システムには大きく分けて、人体に生まれつき備わっている「自然免疫」と、特定の異物に対して働く「獲得免疫」の2種類があります。

自然免疫とは、白血球(マクロファージや樹状細胞)などの免疫システムに関わる細胞が、体内に入ってきた異物を攻撃する免疫システムです。

対して獲得免疫とは、特定の異物に対してのみ、特定の細胞や物質が働く免疫システムです。さらに、獲得免疫は抗体が関わる「液性免疫」と、NK細胞やマクロファージなどの免疫細胞が特定の異物を攻撃して排除する「細胞免疫」の2種類に分けられます。

液性免疫を利用した免疫療法

抗体とは、特定の異物に付着して、免疫システムに攻撃させる目印のような働きをしたり、がん細胞などの増殖システムを阻害して増殖を防いだりする、免疫系にとって重要な物質です。また、自らの免疫システムが健康な細胞を攻撃しないように防ぐ、「免疫チェックポイント(ブレーキシステム)」としての働きも担っています。

しかし、がん細胞の厄介な点は、このブレーキシステムを逆に利用して、自らを「攻撃すべきでない細胞」と誤認させることで、増殖を続ける性質があることです。

そこで、この免疫チェックポイントの働きをブロックすることで、免疫システムによる攻撃力を活性化させて、がん細胞を排除するという治療法があります。

細胞免疫を利用した免疫療法

NK細胞やマクロファージなどの免疫細胞を増殖・活性化させ、がん細胞への攻撃力を高めるという方法が、細胞免疫を利用した免疫療法です。細胞免疫には、例えば「NK細胞免疫療法」や「CAT細胞免疫療法」などがあります。

「NK細胞免疫療法」とは、患者自身の血液から採取したNK細胞を、専用施設で増殖・活性化させた後、それを再び体内へ戻すことで免疫力を高める方法です。

一方「CAT細胞免疫療法」とは、患者自身の血液から採取したリンパ球を、専用施設で増殖・活性化させた後、それを再び体内へ戻すことで免疫力を高める方法です。

主な白血球(免疫細胞)の種類

樹状細胞

樹状細胞は皮膚や鼻腔、肺などに存在している、枝のような突起を持った細胞です。樹状細胞は、体内に侵入した異物(抗原)を取り込み、その特徴を他の免疫細胞へ伝えることで、「攻撃すべき異物」の存在を知らせます。

マクロファージ

マクロファージはアメーバ状の細胞で、主な働きとしては、異物を取り込んで消化するという「貪食処理」が挙げられます。

リンパ球

ウィルスなどに感染した異常細胞や、がん細胞を排除する為に働く細胞がリンパ球です。リンパ球には、樹状細胞から受け取った情報を基にして異常細胞を攻撃するキラーT細胞、免疫活性物質を産生するヘルパーT細胞、免疫システムの暴走を抑える制御性T細胞などがあります。B細胞は抗体を作り出す免疫細胞であり、血液成分を生み出す造血幹細胞から作られます。

一方、体内を常時パトロールし、異物や異常細胞を発見次第、攻撃をしかけるものがNK細胞。抗原情報などがなくとも攻撃を開始できることが特徴です。

その他の免疫細胞

その他の免疫細胞としては、好中球、好酸球、好塩基球などが挙げられます。

免疫療法の注意点

がん治療では、手術、抗がん剤治療(薬物療法)、放射線治療が「三大がん治療」とされており、治癒効果が認められている標準治療も少なくありませんが、同時に副作用などで苦しむ人も珍しくありません。

免疫細胞療法は、そこに新しく加えられた第四の治療法であり、人が元から持っている免疫システムを利用するため、副作用なども比較的ないとされています。ただし、がん細胞に対する即効性や攻撃性もまた、手術や放射線治療よりも低いのが現状で、基本的に病院での免疫細胞療法は、標準治療との併用や、標準治療で効果がなかった患者への代替治療として行われています。

がん細胞免疫治療を行っている病院

医療法人瑞心会が運営する「渡辺病院」では、細胞免疫を利用したがん細胞免疫治療を受けることが可能です。また、がん患者でない人であっても、免疫力を正常化することで、がんの予防に取り組むことが可能です。

医療法人瑞心会 渡辺病院

渡辺病院 http://www.watanabe-hospital.com/index.html
  1. 診療科目:内科・消化器内科・循環器内科・呼吸器内科・神経内科・
    脳神経外科・整形外科・リハビリテーション科・皮膚科・小児科
  2. 院長:渡邊 靖之
  3. 住所:愛知県知多郡美浜町大字野間字上川田45番地の2
  4. TEL:0569-87-2111
  5. 診療時間:
    8:40-12:30、16:00-18:30
  6. 休診日:土曜午後、日曜、祝日

免疫力を測定する方法

自分の免疫力について知る手段のひとつに「免疫力判定検査」があります。検査によって自分の免疫力を調べれば、生活習慣や体内環境の維持・改善を目的とした、治療計画やライフスタイル・プランなどを適切に考えていくことができます。

免疫力の測定方法

NK細胞やT細胞、B細胞といった、免疫力に影響している免疫細胞の数や機能などを、それぞれ複数の項目において検査。免疫細胞がどれくらい働いているのかや、現状の免疫力が充分なのか、それとも不足しているのかなど、免疫力を総合的に診断します。

免疫力判定検査を受けられる病院

墨田区の両国にある「湘南メディカル記念病院」の一般内科で、免疫力判定検査を受けることが可能です。

湘南メディカル記念病院

湘南メディカル記念病院 https://www.sbc-hospital.jp/
  1. 診療科目:総合内科・消化器内科・外科・リハビリテ―ション科・透析科
  2. 院長:加藤 貴志
  3. 住所:東京都墨田区両国二丁目21番1号
  4. TEL:0120-979-097
  5. 診療時間:
    9:00-13:00、14:30-18:00
  6. 休診日:水曜、土曜、日曜、祝日

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