ビール酵母とは

ユーグレナサプリメントには、ユーグレナのほかに、健康食品として親しまれているビール酵母を含んだものも販売されています。サプリメントで摂取するビール酵母には、一体どのような効果が期待できるのでしょうか。その特徴や安全性について詳しく調べました。

ビール酵母の特徴

ビール酵母は、イースト菌などと同じ酵母菌の一種で、直径10ミクロンほどの微小な菌です。サプリメントのビール酵母は、ビールをつくるときに出る副産物で、ビール酵母に加えて多くの栄養が含まれています。ビールは麦芽からつくられた麦汁にビール酵母を加えることで、麦汁の糖分をアルコール発酵によってアルコールと二酸化炭素に分解し、ビールとなります。発酵を終えると、ビールは漉されて酵母が取り除かれた状態で出荷され、麦芽の栄養分を含んだビール酵母が残るのです。この、ビール酵母を精製し、乾燥させたものがサプリメントとして活用されています。

ビール酵母には非常に多くの栄養素が含まれており、その代表的なものは以下の通りです。

グルカン、マンナン

ビール酵母は細胞壁に包まれており、細胞壁にはグルカンやマンナンといった多糖類が含まれています。ヒトの消化酵素では分解できないため、腸内では食物繊維として、腸内環境の改善に関わります。

アミノ酸

ビール酵母は、リジン、ロイシン、イソロイシンといった9種の必須アミノ酸全てを含んでいます。これらのアミノ酸によって構成されているタンパク質が、ビール酵母の中心的な成分です。

ビタミン類

ビール酵母には、様々なビタミン類も含まれています。特に、現代では不足しがちなビタミンB1が豊富に含まれており、体内で糖質をエネルギーに変換する大切な役割をサポートします。疲れやすさや脚気の予防に効果的です。

ミネラル類

カルシウムや鉄、リン、カリウムなど、人が生きていく上で欠かすことのできないミネラル分も含まれています。特にカリウムが多く含まれており、高血圧をはじめとした生活習慣病の予防にも役立ちます。

ビール酵母の効果

ビール酵母は古くからサプリメントとして親しまれており、その効果は様々な角度から研究が進められています。最近では、以下のような効果が確認されています。

妊娠中の鉄欠乏性貧血の改善

妊娠中は、赤ちゃんに十分な栄養を届けるため、鉄分が不足しがちになります。しかし、鉄分は体に吸収されにくいため、吸収を助ける栄養素とともに摂ることで吸収率を上げることができます。実験では、妊娠したラットに与えた鉄分を含むエサに、ビール酵母を添加したグループと添加しなかったグループを比較し、ビール酵母が添加されたエサを食べたグループの方が鉄欠乏性貧血が改善されていることが確認できました。

慢性疲労症候群の症状改善

体を動かせないほどの重度の疲労が6か月以上続く、「慢性疲労症候群」という病気に対して、症状改善の効果が期待されています。原因が解明されていない慢性疲労症候群ですが、実験では、ブルセラ菌を感染させてブルセラ症という全身倦怠感を引き起こさせる病気になったマウスに対してビール酵母エキスの投与を行いました。ビール酵母を与えなかったグループと比較して、一定期間後の活動量が多いことが確認され、疲労度の高まりを抑える働きが示唆されました。

ビール酵母の安全性と注意点

ビール酵母は、ビールを作る時の副産物ですので、食品としては極めて安全な環境でつくられています。しかし、サプリメントとして摂取する際に気をつけた方が良いこともいくつかあるので確認しておきましょう。

尿酸値が気になる方は要注意

ビール酵母はプリン体が多く含まれる食品です。プリン体は一般的に細胞の数に比例して増えるため、酵母菌の集合体ともいえるビール酵母のサプリメントはプリン体が多くなってしまうのです。プリン体は人体に必要な成分のひとつではありますが、尿酸値が高めの方は摂り過ぎに注意する必要があるため、サプリメントを摂る前に医師に確認しましょう。

天然物なので品質にはバラつきがあることも

酵母は天然物であるため、生産される環境や季節によって品質にバラつきが出ることがあります。また、製造者による差も大きく、吸収しやすいように細胞壁を粉砕してあるものもあれば、極力加工をせずに製品化しているものもあります。商品の情報をよく確認し、期待する効果が得られるのか検討する必要があります。

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