クロレラとは

ユーグレナのサプリメントには、ユーグレナだけでなく、他の有効成分を組み合わせてつくられたものが多くあります。ユーグレナと同じ藻類の一種である「クロレラ」を含んだサプリメントも複数商品化されていますが、この成分は一体どのようなものなのでしょうか。クロレラの特徴や効果について見てみましょう。

クロレラの特徴

クロレラは、クロレラ目クロレラ科クロレラ属の淡水性単細胞緑藻類の総称です。顕微鏡で見ると、小さな丸い形をしており、細胞の中には光合成を行うクロロフィルが含まれているため、緑色に見えます。クロレラの栄養価は古くから注目されており、未来の食料資源として、1950年代から大量培養が行われてきました。

日本でも長い間親しまれているクロレラですが、その主な特徴は以下の3点です。

増殖力が旺盛

非常に増殖力が旺盛で、「1つの細胞が20~24時間に4分裂する(注1)」とされています。クロレラの1個体は直径2-10μm程度と非常に小さいのですが、この凄まじい増殖力により、わずかな栄養と光・水を与えるだけで、短時間で大量のクロレラを作り出すことができます。

アミノ酸が豊富に含まれる

クロレラには、タンパク質が約60%も含まれています。これは一般的な緑黄色野菜と比べて、とても高い比率です。そして、植物性タンパク質としては珍しく、イソロイシン、ロイシン、リジン、フェニルアラニンといった必須アミノ酸を豊富に含んでいます。

さらに、9種の必須アミノ酸だけでなく、アルギニンやアスパラギン酸といった非必須アミノ酸も多く含んでおり、バランス良くアミノ酸を摂取することができます。

クロレラ独自の成分がある

クロレラには、C.G.F.(クロレラ・グロス・ファクター:動物体成長促進因子)と呼ばれる、クロレラにしか存在しない独自成分が含まれています。クロレラの特徴的な増殖力にも関わっているのではないかと考えられますが、まだその作用は完全には解明されていません。

このC.G.F.の構造は、「サルファー(硫黄)を含む核酸やアミノ酸などから成る複合体で、その核酸の糖部分はグルコースを主体として、マンノース、ラムノース、アラビノース、ガラクトース、キシロースなどから形成され、またペプチドのアミノ酸組成はグルタミン酸、アスパラギン酸、アラニン、セリン、グリシン、プロリンなど(注2)」となっていることが判っています。

クロレラの効果

栄養補給

先にも述べた通り、豊富なアミノ酸に加えて、クロレラの独自成分C.G.F.を摂取することができます。忙しくてなかなかバランスの良い食事を摂ることが難しい方や、食が細くて多く食べられない方にとって、非常に嬉しい栄養源です。

心理ストレスの軽減

2015年、日本補完代替医療学会の第18回大会にて、クロレラと心理的ストレスの関係についての発表が行われました。実験では、クロレラドリンクを摂取した人と、クロレラが含まれないドリンクを摂取した人に対し、単純計算作業で心理的負荷をかける試験を行ったところ、クロレラドリンクを摂取した人々の方がストレスを示す物質の排出が少なかったことが明らかとなり、クロレラのストレス軽減作用が示唆されました。(注3)

クロレラを摂取する際の注意点

栄養豊富で理想的な素材であるクロレラですが、摂取するにあたり、注意が必要な場合があります。

ワルファリンとの飲み合わせに注意

血液をサラサラにして血栓ができるのを防ぐ、血液凝固阻止剤「ワルファリン」を飲んでいる方は要注意です。ワルファリンが、血液を固める働きのあるビタミンKの活性を抑えることで、血栓ができにくくなるのですが、ビタミンKが豊富なクロレラは、ワルファリンの効果を弱めてしまう可能性があります。(注4)

ワルファリンを服用している方は、必ずクロレラを含むユーグレナサプリメントを飲む前に、医師に相談してください。

かつては光過敏症の原因となったことも

クロレラに含まれているクロロフィルは、光過敏症の原因物質であるフェオフォルバイドを産生する、クロロフィラーゼという酵素が含まれています。現在は、厚生労働省により、食品に含まれるフェオフォルバイドの含有量を規制しているため、クロレラの製造時にクロロフィラーゼを失活させるための高温処理が行われており、サプリメントの摂取の目安量を守っていれば問題ないと言えます。大量服用などの誤った使用をした場合には、光過敏症を念頭において様子を見たほうが良いかもしれません。(注5)

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