有胞子性乳酸菌とは

ユーグレナサプリメントには、ユーグレナだけでなく、様々な有効成分を配合した商品も数多くあります。その中でも、よく見かける「有胞子性乳酸菌」とは、いったいどのような成分なのでしょうか。また、サプリメントに配合することでどのような効果が期待できるのでしょうか。

有胞子性乳酸菌の役割

そもそも乳酸菌とは「代謝により乳酸を産生する細菌類の総称」とされており、ヨーグルトや漬物など、身近な食品を作り出すためにに欠かせない細菌です。この菌はわたしたちの腸内にも棲んでおり、腸内環境の保持に役立っています。

ヨーグルトなどに含まれている乳酸菌の多くは胃酸にさらされると死滅してしまい、腸まで生きて届くことはありません。しかし、近年は研究によって生きて腸まで届く株の分離や、乳酸菌を胃酸から守り、腸まで届くようにする技術などが開発されており、食品やサプリメントに取り入れられています。

乳酸菌は、腸内細菌の中でもビフィズス菌と並んで善玉菌に分類される菌であり、悪玉菌の増殖を防ぐほか、腸の働きを活発にして食中毒の原因菌や病原菌による感染を予防。さらに発がん性を持つ腐敗産物の産生を抑える、といった働きがあります。

また、善玉菌は腸内でビタミン(B1・B2・B6・B12・K・ニコチン酸・葉酸)を産生したり、消化管の粘膜免疫を高めたりする働きもあります。

この乳酸菌を増やすには、プレバイオティクスと呼ばれる、乳酸菌の栄養になる成分を摂る方法と、乳酸菌を直接摂取する方法があります。プレバイオティクスとして有名なものはオリゴ糖。ヨーグルトにかけたり、飲料に溶かしたりして使いやすいタイプのものが販売されていますが、一度に多量に摂取すると下痢などの症状を引き起こすことがあるので、使用には注意が必要です。

一方、乳酸菌を直接摂取する方法としては、ヨーグルトや漬物のほか、サプリメントを活用するのも手軽で有効な方法と言えます。ユーグレナサプリメントの中には、有胞子性乳酸菌を含むものがあり、ユーグレナの持つ59種類の成分に加えて、乳酸菌による整腸効果も期待できるため、有効成分を効率的に吸収できるなどの相乗効果が期待できます。

この有胞子性乳酸菌というのは、その名前の通り、胞子になることができる乳酸菌です。胞子は外側を殻や膜で覆われており、耐久性を備えています。この殻や膜が酸や熱から乳酸菌を守り、腸まで届けることができるのです。

有胞子性乳酸菌の特徴

有胞子性乳酸菌の食品への応用は様々な企業が取り組んでいます。三沢氏らによる応用研究では、有胞子性乳酸菌を従来の乳酸菌製剤と比較した実験が行われており、以下のような特徴が挙げられています。

長期保存しても生存しつづける

有胞子性乳酸菌は、長い期間保存しても死滅しづらいことがわかっています。研究では50度の高温下で4週間保管した場合でも3割が生存しつづけました。サプリメントなどに配合した場合、どうしても使い切るのに時間がかかってしまうものなので、この保存性は重要です。

熱に強く、様々な食品に加工できる

実験では、90度で30分間の加熱を行なっても、ほとんどの有胞子性乳酸菌が生存していました。このことから、他の雑菌を殺すための加熱処理や、タブレットを成形するための加熱などにも耐えることができるのではないかと考えられます。また、温かい飲み物や料理に入れて加熱調理するなど、サプリメントの幅が広がる、とても嬉しい特長です。

酸に強く、胃で死滅しづらい

胃酸のpHは、およそ3.5から5.0程度と言われています。実験ではpH3.0という酸性液の中で4時間さらされても、有胞子性乳酸菌は8割程度は生存しつづけることがわかりました。多くの乳酸菌が胃酸で死滅してしまう中、有胞子性乳酸菌の多くは胃酸に耐えて腸まで届くと考えることができます。

以上のように、高い保存性と耐久性を持つ有胞子性乳酸菌は、サプリメントの有効成分のひとつとして、現在は様々な形で応用されています。

なお、乳酸菌の中でも、元々人間の腸内に生息していない種類のものは、摂取をやめると約1週間で体外に排出されます。継続的な健康効果を期待する場合は、摂取も継続することが必要です。

当サイトのご利用にあたって

当サイト(保存版!ユーグレナ(ミドリムシ)まとめサイト)は、私たち「ユーグレナまとめ委員会」が運営する、ユーグレナに関する情報をわかりやすくまとめたサイトです。当サイトには、できるかぎり最新の、信頼性の高い情報を掲載するように心掛けております。ただし、その内容の正確性・安全性について完全に保証できるものではありません。掲載情報の活用については自己責任でお願いいたします。万が一、当サイトの情報によって何らかの損害が発生した場合には、各種専門機関にご相談ください。

ユーグレナまとめ委員会について