ユーグレナに含まれるマンガンは主にお茶やバジルをはじめとした植物性の食べ物に多く含まれています。抗酸化作用や酵素の活性化などの働きを持っているため、健康的な体を維持してくれるでしょう。ここではマンガンの特徴や効能を紹介しています。
鉄や銅と並んで、人間の体に必要不可欠なミネラルがマンガンです。鉄や銅とは違いあまり目立つことはありませんが、マルチの役割を持っている重要な成分。成人で12~20mgのマンガンが体内に存在しており、代謝に関わる酵素の活性化や骨の形成などに役立っています。もともと膵臓や肝臓といった臓器や骨の中に存在。食事から摂取した場合、小腸で吸収され肝臓へ移動します。その後膵臓・胆液として消化官で排出される仕組みに。主に植物性食品に多く含まれており、動物性食品に含まれているマンガンは少量です。
偏った食事によってマンガンの不足状態になると、血糖値が上がる、骨が退化する、発育不全になるなどの症状を発症する場合があります。そのほか、脂肪酸が増加することで動脈硬化による病気の発症リスクが高まるケースも。ただ、まだ研究が進んでいないため、マンガンが不足したことによって発症するものとは断言できないようです。成人男性は1日4mg、成人女性が1日3~3.5mgが目安摂取量となっており、上限は10mgとなっています。ただ、マンガンはあらゆる食品に含まれているため、通常の食生活を送っている場合は滅多に欠乏しない成分です。逆に過剰摂取すると、免疫力が低下する、精神障害になる場合があるので適度な量を心掛けましょう。
酵素を活性化させる働きを持つマンガン。脂肪や糖質、タンパク質などの消化吸収に大きく関わる酵素の働きを助けます。マンガンによって活性化された酵素は血行促進または新陳代謝に働きかけ、カロリーが消費されやすい状態になったり、むくみが解消されやすくなったりとダイエット効果も期待できるようです。
マンガンは皮膚や骨の生成に大きく関わっています。骨を作るのに必要なリン酸カルシウムの生成を促進したり、皮膚を作っている結合組織を合成したりといった働きを持っているのです。食事で質の高いマンガンを体内に貯めておくことによって、健康で丈夫な体質になります。怪我をしにくく病気になりにくい身体を目指しましょう。
マンガンは神経伝達の調整のほか、神経系の機能維持や発達などに関与しています。マンガンが体内に十分に補給されている状態だと、神経細胞が集まってできている中枢神経がサポートされた状態。すっきりとしたスムーズな思考ができるようになります。また、神経伝達を調整することによって、ストレスが解消にも効果が期待できるようです。
食生活やストレスなどさまざまなことが原因で身体が酸化するのを防ぐマンガン。活性酸素は人間の体にとって必要なものではありますが、過剰に発生すると、病気になったり老化を進めたりといったデメリットが発生します。ほかにも生活習慣病の動脈硬化や心筋梗塞に関わることも。マンガンが過剰に発生する活性酸素を抑制する酵素の構成成分となることで、酸化を防ぎ健康的な体を維持してくれるのです。
マンガンの持つ抗酸化作用は、しみやしわ、くすみを抑えて美肌へと導く効果が期待できます。活性酸素は増加すると体へ悪影響となり、肌も老化させてしまうのが特徴。「歳を重ねるごとにしみやしわが気になってきた」という方は、マンガンの持つ抗酸化作用を使って、美しく綺麗な肌を作りましょう。また、うるうるの美肌を作り出すために必要なヒアルロン酸やコラーゲンを作り出す酵素の働きの手助けをしているのもマンガンです。まさに美肌にとって必要不可欠な成分だと言えるでしょう。
マンガンはあらゆる食材に含まれています。カレー粉やコショウといった調味料をはじめみょうが・バジルなどの薬味にも含まれているので、普段の食事に手軽にプラスできるでしょう。主に植物性の食べ物に多く含まれてるマンガンですが、はまぐりやしじみといった動物性の食べ物からも摂ることができます。缶詰のパイナップル100gあたり1.58mgのマンガンを摂ることも。スーパーやコンビニなどで売られているパイナップルジュースからもマンガンを摂取することは可能です。
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