意外に怖い高血圧…ユーグレナで何ができるのか
高血圧というのは、血管内の血液の圧力が強くなりすぎている状態のこと。自覚症状がないため放置されることが多い高血圧は、実は心疾患や脳卒中、腎不全など重大な健康被害をもたらす恐れがあり大変危険です。ユーグレナにはこの恐ろしい高血圧を抑制する働きがあるといいますが、具体的にはどんな効果なのでしょう?
高血圧というのは、血管内の血液の圧力が強くなりすぎている状態のこと。自覚症状がないため放置されることが多い高血圧は、実は心疾患や脳卒中、腎不全など重大な健康被害をもたらす恐れがあり大変危険です。ユーグレナにはこの恐ろしい高血圧を抑制する働きがあるといいますが、具体的にはどんな効果なのでしょう?
高血圧症の95%は原因のわからない本態性高血圧と呼ばれるものですが、その背景には遺伝や摂取塩分の過多、肥満、飲酒、生活習慣といった要因が複合的に関わっていると考えられています。メタボリックシンドロームとの関連性も高く、内臓肥満を伴った高血圧が増加傾向にあるそうです。自分では気付くのは難しいので、発見のためには、健診を受けたり、家庭用血圧計を使って定期的にチェックすることが重要です。
脳卒中易発性高血圧自然発症ラット(SHRSP)を使った実験で、ユーグレナを摂取させたラットは、脳卒中の発症を顕著に遅延させ、生存日数を延ばすことに成功したという結果が報告されました。これは、ユーグレナが血管の老化を抑制することでもたらされた結果だと考えられています。
さらに、DHAを強化したユーグレナを使った実験では明らかに血圧の上昇が抑制されており、ラットの生存日数も通常の培養のユーグレナを使った実験よりも、さらに延長されたそうです。
この研究により、ユーグレナを日常的に摂取することで、高血圧や脳卒中、心臓血管系の病気の予防・治療できる可能性が示唆されたのです。
参考:村上哲男,小川博,林雅弘,吉栖肇「脳卒中易発症性高血圧自然発症ラットの血圧,脳血管病変および寿命に及ぼすDHA強化ユーグレナ(Euglena gracilis Z)の影響」[pdf]
実験用ラットに乾燥させたユーグレナをエサとして与えた実験では、通常のエサを与えていたラットに比べて明らかに吸収率が低く、コレステロールの吸収抑制、もしくはコレステロール由来の胆汁酸の再吸収を阻害していることが示唆されました。
さらに、小腸、大腸の内容物と糞を調査したところ、ユーグレナを摂取することでコレステロールの体内保持時間が大幅に短縮されて排泄が促進されていること、その排泄促進は胆汁酸の再吸収阻害よりもコレステロールの吸収抑制によるものと考えられるデータが確認されたそうです。
参考:河野裕一,中野長久,北岡正三郎,加藤清,重岡成,大西俊夫「ラットにおける[14C]コレステロールの吸収,体内移行に及ぼすユーグレナ(Euglena glacilis Z)の影響」[pdf]
ユーグレナを配合した商品にはさまざまなものがありますが、オススメはサプリメントです。ユーグレナの効果をしっかりと引き出すためには、毎日推奨摂取量である1000mgを摂取し続けることが重要。そのため、成分含有量やコストパフォーマンスに優れたサプリメントが最適なのです。
とはいえ、様々な健康・美容効果で注目の成分であるユーグレナは、サプリメントだけでも非常にたくさんの商品が発売されています。価格や形状の違いなどをしっかりと見比べて、自分にぴったりの商品を選びましょう。下記ページではユーグレナの選び方解説やコスパ比較などをわかりやすくまとめてみます。ぜひ、ユーグレナサプリ選びに活用してみてください。
高血圧予備軍と診断されてしまった方に、1か月間ユーグレナサプリを試してしてもらいました。このお悩みに、ユーグレナの効き目はあったのでしょうか? 体験レポートをチェックしてみましょう。
Cさん 40代
一人暮らしを始めてから、暴飲暴食の毎日だったというCさん。その結果、血圧がどんどん上昇し、大病をしたことがないのに、大病の原因になる「高血圧」予備軍と診断されてしまったそうです。
食事内容を劇的に変えたり、いきなり運動を始めるのは、難しいうえに続かない…。食事内容や運動は無理のない範囲で取り入れ、今回はサプリメントの力に頼ることにしました。
飲みはじめてから最初にあらわれた効果は、肩こりと腰痛の改善でした。高校生の頃から悩まされていた慢性的な痛みが、気にならなくなってきたのです。サプリメントには血管の若返り効果があるそうで、血流がよくなったからなのでしょうか?
血圧は、健康診断などで数値を気にされている人も多い数値のひとつ。高いと良くないというイメージが強いですが、そもそも、どうして体に良くないのでしょうか。その仕組みについて、詳しく解説します。
まず、どのような状態が高血圧と呼ばれるのかについてチェックしてみましょう。高血圧かどうかは、血圧計で血圧を測定し、その数値によって判断されます。血圧は緊張などによっても上がることがあるため、数値の基準は病院で測ったときと家庭で測ったときによって異なります。
上記の数値を上回ると、高血圧であると判断されます。
血液は、血管の中を通って体中を巡っています。その血液を血管という「ホース」に押し出す「ポンプ」の役割をしているのが、心臓です。『血圧』は、血液が血管の中を通るときに、血管にかかる圧力のことをいいます。
「血圧が高い」ということは、肥満などにより1回の心拍動で送り出さなければならない血液量が増えてしまっていたり、 動脈が硬くなったり詰まり気味になってしまっているということを意味しているのです。また血液自体がドロドロになってしまうような高脂血症や糖尿病でも高血圧は起こりやすくなります。高い圧を出さなければならないポンプ(心臓)は当然早く痛んでしまいます。また心不全の原因になり、高い圧を受けた血管も早く傷みます。傷んだホース(動脈)に高い圧が加われば、亀裂が入って血が漏れてしまいます。その亀裂が脳で起これば脳出血(脳卒中)となるのです。
つまり、高血圧という状態は、体の中の血管や心臓にじわりじわりと負担をかけ、劣化させてしまうということになります。劣化した血管は破損しやすくなり、体のどこかで破れてしまえば大変なことになるのです。
実は、高血圧自体には自覚できる症状はありません。そのため放置しがちなのが実情で、その間にも静かに体の中を蝕んでいきます。高血圧自体には症状がありませんが、高血圧によって引き起こされる可能性の高い症状は多岐にわたります。
特に脳梗塞や脳出血は、高血圧であることによって最も引き起こされる可能性の高い疾患です。また、動脈硬化、心筋梗塞なども高血圧との関連性が高いとされています。このように、高血圧は様々な疾患の危険要因となりえる、決して見過ごすことのできない症状なのです。
意外と怖い高血圧、できるならいつまでも適正な血圧で生活していきたいものですよね。高血圧の症状を治したり、予防したりする方法はどのようなものでしょうか?高血圧の治療法や予防法についても触れておきます。
高血圧かどうかを判断するには、検査が必要になります。検査はまず血圧測定や問診、尿検査や血液検査、肥満度などの測定がおこなわれます。この検査で血圧が高くても症状が軽く、また合併症などもない場合は、食生活などのライフスタイルを改善するように指導が行われます。
症状によっては、より精密な検査が必要です。また二次性高血圧と呼ばれる症状では、外科的な治療が必要になる場合もあるため、高血圧の原因となっている病気がないかどうかなども検査されます。
高血圧の治療は、基本的に「生活習慣の改善」と「薬物療法」です。まずは生活習慣の見直しと改善をおこない、それでも良くならない場合は薬物による治療をおこないます。
日本人の塩分摂取量は昔は20g程度あり、脳卒中が今の10倍ほどありました。これではいけないということで国の指導により食塩を減らすようになりました。その成果があり、昭和62年頃には11.7gまで減りましたが、最近は再び増加しています。その原因はインスタントラーメンや、ハンバーガーなどファーストフードの利用が増えていることが考えられます。塩分制限は日に7g程度を目標にします。食物に入っている塩分が3g程度なので、塩、しょうゆなど調味料として使えるのは日に4g程度です。塩分制限はカロリー制限に繋がりますので肥満の解消にも重要です。
現在、標準体重は22×身長(m)の2乗で計算します。様々な研究結果から22という数字は病気になる確立が最も低いということで導き出された数値です。標準体重の20%以上オーバーの場合を肥満と言いますが、超えていないからと言ってOKというわけではありません。最近よくい言われる脂肪のつき方によっては標準体重近くの人でも危険な場合があるからです。いわゆる内臓に脂肪がついた人の場合は、やはり食事や運動療法が必要であると考えてください。
また、体重と身長より計算するBMI(Body Mass Index)という指標もよく使われます。
BMI=体重(Kg)÷身長(m)×2乗
BMIは22が理想的です。
BMIが25以上になると生活習慣病になる確立が2倍を超えます。肥満している人の場合、だいたい4kgの減量で効果が出る、すなわち血圧の薬が一つ減らせると言われています。
お酒は心血管病にとってどういう働きをするのでしょうか? 最近よくアルコールは心臓病にとって予防的に働くと言われております。一方量が多くなると脳卒中が増えるというデータもあります。一回の飲酒は短時間血圧を下げるようですが、多量飲酒は血圧を上げるらしく、返って血管病を増やしてしまうようです。また、飲酒が多いと食事療法がおろそかになって体重コントロールができず、血圧を上げてしまうことも多くあります。適切なアルコール量は日本酒で1合、ビールでは500cc以下と言われております。
一般的に運動する人よりしない人の方が血圧は高いです。また、運動療法には血圧を下げる効果があることはよくわかっています。運動の種類としては静的な運動と言われる筋肉トレーニングは良くなく、動的運動である歩行、ランニング、水泳が良いとされています。また、運動は軽めの方がよく、強い運動は静的運動と同じことですが、急に血圧を上げてしまって事故が起こりやすいと言われています。もちろん、こうした運動は継続が大事であり、できれば毎日続けることが重要です。
タバコについては血圧との直接的な関連はありません。しかし、何よりタバコは動脈硬化の最も強力な危険因子であることは間違いありません。血圧をコントロールする意味はあくまで動脈硬化の予防ですから、いくら血圧に気をつけてもタバコを吸っていては意味がないといえます。
ストレスというと、いわゆる精神的なものを想像される方が多いと思いますが、精神的ストレスは血圧との関連ははっきりとは証明されていません。ただし、動脈硬化との関連は言われているので、やはりなるべく避けるべきものでしょう。また、寒冷は血圧を上げると言われており、特に高血圧患者様において冬の温度の変化は危険と言われています。トイレや浴室の寒さは注意が必要です。
高血圧に対する薬物療法は下記のように様々な薬物があります。
…… 尿量を増加して血液量を減らす。
…… 血管を拡張する。
…… 心臓への余分な刺激を抑える。血管の緊張をとる。
以上、4つに大別されます。
これらはそれぞれに特徴、欠点があり、個々の患者様に応じてこれらの薬物を単独で、あるいは、組み合わせて使用します。薬についての具体的な内容は主治医にお尋ね下さい。
薬物療法の前に、基本的に生活習慣の改善を重点的におこないます。また、生活習慣の改善は治療目的だけではなく、予防目的にも役立つ方法です。健康な状態であったとしても上記のような内容のライフスタイルを心掛け、血圧を上げないようにしましょう。
公益財団法人 神奈川県予防医学協会
https://www.yobouigaku-kanagawa.or.jp/index.html一般的な病院やクリニックと異なり、人間ドックやがん検診などをメインにおこなっている医療施設です。専門外来も設けており、高血圧外来の他には、生活習慣病外来、メタボリック外来、禁煙外来、糖尿病外来、泌尿器外来などがあります。
自治医科大学附属病院
http://www.jichi.ac.jp/hospital/top/index.html自治医科大学附属病院は、栃木県にある大学付属病院です。多数の医療科を設けており、さまざまな指定医療機関・施設基準に指定されています。特定機能病院のため、基本的には他院からの紹介状が必要になります。高血圧の診療は循環器内科が担当しており、循環器内科でその他、狭心症や心筋梗塞、心不全、弁膜症、心筋症、不整脈など様々な疾患に対応しています。
船橋駅前内科クリニック
http://funabashi-clinic.com/船橋駅前内科クリニックは、千葉県にある内科クリニックです。高血圧の他、糖尿病や脂質異常症や通風などの生活習慣病、狭心症や不整脈をはじめとした循環器内科疾患などを取り扱っています。地元のかかりつけ医を目指し、地域に密着した診療をおこなっているクリニックです。一人一人の症状や検査結果に合わせた治療をおこない、状態によっては高度医療機関への紹介も行ってくれます。また、院長をはじめ女性医師も多数いるクリニックなので、同性から診察を受けたいという女性の方にもおすすめです。
東京女子医科大学 高血圧・内分泌内科
http://www.twmu.ac.jp/TWMU/Medicine/RinshoKouza/021/index.html東京女子医科大学 高血圧・内分泌内科は、血液やホルモンの異常が原因の疾患を診察・治療することを目的とした専門医療内科です。日本では数少ない「高血圧」の診療を専門としている病院であると同時に、内分泌の専門医院としては日本唯一となります。また、女性が妊娠しているときの高血圧症状についても、専門外来を設けています。睡眠時無呼吸症候群、遺伝性高血圧などの二次性高血圧についても、豊富な経験のある病院です。
当サイト(保存版!ユーグレナ(ミドリムシ)まとめサイト)は、私たち「ユーグレナまとめ委員会」が運営する、ユーグレナに関する情報をわかりやすくまとめたサイトです。当サイトには、できるかぎり最新の、信頼性の高い情報を掲載するように心掛けております。ただし、その内容の正確性・安全性について完全に保証できるものではありません。掲載情報の活用については自己責任でお願いいたします。万が一、当サイトの情報によって何らかの損害が発生した場合には、各種専門機関にご相談ください。
ユーグレナまとめ委員会について
高血圧は「サイレントキラー」とも呼ばれ、自覚症状がないまま進行し、ある日突然脳梗塞や心筋梗塞など命に関わる重大な合併症を引き起こすことがあります。高血圧を予防するためには、日常生活を見直すことが大切です。食生活では塩分の摂取を控え、腹八分目にして肥満にならないように心がけましょう。適度な運動も大切です。また、ストレスにも要注意。自分なりのストレス発散法を見つけて、日々のストレスを蓄積させないようにしましょう。
成城松村クリニック
松村 圭子 院長