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おすすめのユーグレナ関連書籍

運営者おすすめの2冊をご紹介します

近年、様々なメディアで注目を集めているユーグレナ。なんとなく「身体に良さそう」といったイメージは持っていても、具体的に何が凄いのか、なぜこんなにも注目されているのかご存知ない方も多いのではないでしょうか? ここでは、そんなユーグレナについて、より詳しく学べる書籍をご紹介。実際に運営者が読んでみて「これはオススメ!」と感じた2冊をピックアップし、その内容や魅力を解説しています。

僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。
――東大発バイオベンチャー「ユーグレナ」の
とてつもない挑戦

僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。

画像引用元:ダイヤモンド社 (http://www.diamond.co.jp/book/9784478021828.html)

書誌情報

 

  1. 著/出雲 充
  2. 発行/ダイヤモンド社
  3. 定価本体1500円+税
  4. 2012年12月18日 第1刷発行
  5. ISBN978-4-478-02182-8

 

内容・構成

 

  1. はじめに くだらないものなんて、ない
  2. 第一章 問題と、自らの無知を知るということ
  3. 第二章 出会いと、最初の一歩を踏み出すということ
  4. 第三章 起業と、チャンスを逃さずに迷いを振り切るということ
  5. 第四章 テクノロジーと、それを継承するということ
  6. 第五章 試練と、伝える努力でそれを乗り越えるということ
  7. 第六章 未来と、ハイブリッドであるということ
  8. おわりに ミドリムシに教えてもらった、大切なこと

 

解説

現在のユーグレナ業界を語る上で、決して欠かす事のできない人物の一人、株式会社ユーグレナの創業者・代表取締役社長CEOの出雲充氏。この『僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。』は、出雲氏がミドリムシとの出会い、培養を成功させるまでの物語と、そこに秘められた様々な思いが綴られた自伝的な一冊です。

まず、このタイトルについて。最初は多くの人が面喰ってしまうであろうインパクトたっぷりのタイトルですが、これは決して奇をてらった誇張表現ではない事が、この本を読み終えた人にはわかるはずです。ミドリムシという生物にどれほどの可能性が秘められているのか? 当時は不可能とまで言われていたミドリムシの培養にはどれほどの価値があったのか? 出雲氏が見てきたものや感じてきたものが、わかりやすくまとめられています。

また、出雲氏といえば、世界経済フォーラム(ダボス会議)の「ヤング・グローバル・リーダーズ」に選出され、ジャパンベンチャーアワード「経済産業大臣賞」を受賞したこともある、世界的に注目されている起業家でもあります。そんな出雲氏が語る成功と失敗のストーリーには、数多くの貴重な教訓が詰まっています。特に、小さな可能性を信じてチャレンジを諦めない姿勢や、リーダーとしての在り方、そして「この世に、くだらないものなんて、ない」という熱いメッセージは、ミドリムシに興味のない方にとっても価値のあるものばかり。

何か新しいことに挑戦したいという人には、是非おすすめしたい一冊です。

ミドリムシ大活躍!
-小さな生物が創る大きなビジネス-

僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。

画像引用元:日刊工業新聞社 (https://pub.nikkan.co.jp/books/detail/00002649)

書誌情報

 

  1. 著/石川 憲二
  2. 発行/日刊工業新聞社
  3. 定価本体1500円+税
  4. 2013年10月28日 初版第1刷発行
  5. ISBN978-4-526-07149-2

 

内容・構成

 

  1. 序章 ミドリムシ、あなたの隣のすごいやつ
  2. 第1章 ミドリムシと米さえあれば人は生きられる―完全栄養食としての可能性―
  3. 第2章 ミドリムシがジェット機を飛ばす日―開発が進むミドリムシ燃料の現状と未来―
  4. 第3章 地球温暖化や水の汚染を防止する切り札―二酸化炭素固定から水質浄化プラントまで―
  5. 第4章 石油を使わずにプラスチックを作る―ミドリムシを原料にしたバイオ素材開発―
  6. 第5章 日本は藻類バイオマスの先進国―ミドリムシそして藻類による新ビジネスの創生へ―

 

解説

この『ミドリムシ大活躍』という本は、現在、ミドリムシがどのようなビジネスに活用されているのか、その意義やメカニズムについてわかりやすく解説してくれる一冊。

ミドリムシが「完全栄養食」と呼ばれるほど豊富な栄養素を持つ生物であることに加え、ジェット機の燃料や地球温暖化対策への活用、さらにミドリムシがバイオプラスチックの材料として期待されていることなどについて、具体的に書かれています。

さらに、この本では、どうすればもっとミドリムシビジネスが普及していくのか、分野ごとに課題や現状を細かく解説してくれています。そのため「どうしてそんな優れた素材なのに、まだ実用化が進んでいないのか」といった疑問も解消できるはず。ただミドリムシの良いところを紹介するだけではなく、ミドリムシの可能性を、より現実的にイメージできる内容になっています。

また、ミドリムシを通して、私たちが直面している食糧問題、エネルギー問題、環境問題などについても知識を深めることもできるので、こういった話題に興味がある方にもおすすめです。

この本を読めば、ユーグレナの持つ大きな魅力を、より身近に感じられるようになるのではないでしょうか。近年、ミドリムシの謎は急速に解明され、実用化に向けた取り組みも進んでいます。しかし、まだまだ謎が多く残るミドリムシは、著者の書いている通り「無限の可能性をもった生物」なのでしょう。明るい未来への可能性に触れていたい方には、一読の価値アリです。

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